【完全版】僕の資産運用方針まとめ

Photo by Unsplash

皆さんこんにちは、Kentaroです。

先日Money Forwardの記事を書いた時、『Money Forwardを使うことで自分の資産・負債が見える化されて資産運用について考えるようになった』と書きました。

【無料家計簿】最強の資産管理ツールMoney Forward
家計簿を作っては挫折した過去 皆さん、こんにちはKentaroです。 皆さんは家計簿をつけていますか? 僕は小さい頃のお小遣い帳に始まり、Excelでつける家計簿まで過去様々な家計簿の作成に挑戦してきましたが全て3日と経たずに...

その後色々な人の話を聞いたり、自分で本を読んだりネットで調べたりして自分としてコストパフォーマンスが良く理想的(=自分に合っている)と思う運用方針に辿り着いたので今日はそれをご紹介しようと思います。

何故資産運用が必要なのか

『お金貯めなきゃ』という言葉はよく聞きますが、『早く資産運用始めなきゃ』という言葉はあまり聞きません。

Money Forwardをお使いの方はよく分かるかと思いますが、現金は資産の1つの種類に過ぎず、僕たちの最終目標は現金を沢山持つことでは無く、資産の種類が何であれ自分の純資産額(株や投資信託、保険や不動産を合わせた全て)を最大化する事です。

日本人にはあまりなじみの無い『資産運用』ですが、特に若い人は将来を見据えて早く始める事が大切です。早く自分の持っているお金に働きに出てもらい、稼いできてもらいましょう。

投資には複利効果がある

投資の本を開くとどれも一番最初に「複利効果」と書いていますが、大事な概念なので説明させて下さい。

今日100万円を投資し年率2%で回していったとすると2年目には102万円になります。現在僕は32歳ですが、

さて、30年後の62歳の時には今日の100万円は幾らになっているでしょうか?
答え:178万円です。因みに50年後には264万円になっています。

100万円投資しただけでもほぼ利子ゼロの預金口座に入れていた場合と比べて30年で78万円近く、50年で164万円近く差が付いてしまいます。

これが複利効果です。この複利効果の指数関数的な伸びは感覚的に理解しがたいですが、Excelを叩いてみれば一目瞭然です。

まさにTime is moneyであり、早く投資を始めれば始める程そのメリットを享受できます

投資はインフレ耐性がある

現在の安倍政権は年率2%のインフレ率を目標に政策運営を行っています。

インフレとは物価が上昇し、実質的な貨幣価値が下がる状態を指します。

年率2%のインフレになった場合でも預金金利が2%になる事はないでしょうからその差分だけ毎年自分の資産の実質的な価値が下落することになります。

差分を1%として試算すると、30年後には現在の100万円の実質価値は75万円に、50年後には61万円にまで下落することになります。

投資の収益率は完全にインフレ率と連動して上昇するわけではありませんが、預金より相対的に高い収益を狙えるためインフレ耐性があるとは言えるでしょう。

『投資はリスクが高いからやりたくない』という言葉

投資にはリスクはつきものですが、全ての投資がハイリスクであるわけではありません。

資産を現金で持っておくことも資産運用の1つの選択肢に過ぎず、それぞれメリット・デメリットがあります。

これらを組み合わせて持っておくことが不確実な将来に対する最善の策であるわけで、『投資にリスクが付きものだとして全額同一通貨の現金で持つ』事の方が僕はリスクだと思います

若い世代が生きていくこれからの30年、50年は激動の時代でどの様に変化するか分からないでしょうし、だからこそシッカリとポートフォリオを作ってリスクを分散しておくことが大切です。

目標は30年後に残りの人生で必要な資産を持っている事

それぞれ資産運用に求める方針は違う(ハイリスクハイリターンを狙っていく、老後の資産育成等々)と思いますので一概には言えませんが、僕は30年後に退職するときにその後生きていくための十分な資産を持っている事を目標にしています。

今は自分の給料の範囲内で生活しており、(当然子供の教育費等出てくれば色々状況は変わるでしょうが)切り詰めて生活すれば基本的に自分が働いている間は何とかなるだろうと思っています。

でも働くのを辞めた途端に死ぬわけでは無いでしょうし(そうなりたくないですし)、現在平均寿命は男性で約81歳となっており、退職後20年ほどは生活費が必要になる状況です。年老いて子供に金銭的に迷惑はかけたくありません。

もしかしたら僕らが年を取る頃にはもっと状況が変わって皆100歳まで働く事が当たり前になるかも知れませんし、そうなったら80歳まで健康に働き続けられるのかも知れませんが、将来のことは分かりませんので、やはりある程度準備しておく必要はありますよね。

余ったお金を投資に回せる日は一生来ない

日常生活が優先、投資は余ったらそのお金でやろうと思っていれば恐らく投資にお金を回せる日は一生来ないでしょう。

将来を見据えて計算をして、将来に向けて自分の年齢ではどれ程の金額を投資するべきなのか考えて行く必要有りです。

その為にオススメなのは給料天引きの貯蓄・投資、並びに自動引き落としをしてくれる投資サービスです。

僕はSBI証券での投資金額を毎月一定額メイン口座から天引きにしていますが、こうすることで資産育成にある程度のお金を回すことが当たり前になり、残ったお金の中で生活するようになります。

僕の理想の投資ポートフォリオ

勿論今後改善を繰り返していく予定ですが、現在僕が目指している資産ポートフォリオについてご紹介します。

短期投資(1年〜数年)、中期投資(5年〜10年)、長期投資(10年以上)に投資期間毎に分けて投資を考えています。

リスクは短期投資>中期投資>長期投資の順に小さくなります。

あくまで1つの例ですが、是非参考にしてみて下さい。

現金

現金は最も低リスク低リターンの資産の1つです。僕は流動性も考慮し、何かあったときに直ぐ対応出来る様に全資産の内30%を現金で持っておきたいと思っています。

将来ある程度の資産蓄積が出来たタイミング(資産の30%が僕の年間生活費を上回ったときでしょうか)は余剰分を他の投資に回したいと思っています。順調に行けば将来現金比率は下がっていくでしょう。

普通に暮らして1年分生活する現金が手元にあれば、何があっても対応出来る位のある程度の安定性は確保出来ると思っているので、それ以上は投資に回そうという考え方です。

短期投資

短期投資として、全体の10%の資産を1年〜数年の投資に回す予定です。

具体的には現在Maneoへの投資を行っており、この部分で年率約5%の収益を目指しています。

Maneoへの投資については先日詳しく書きましたのでこちらを参考にしてください。

【Maneo】30万円投資実行!
皆さんこんにちは、Kentaroです。 これまで2回に亘りmaneoに関する記事を執筆してきましたが、今回はいよいよ投資実行編です。 【実績No.1 ソーシャルレンディング】なぜManeoに投資すべきなのか 【Ma...

中期投資

中期投資として、全体の20%の投資を株式投資に当てようと思っています。主目的は株価の短期的な上昇局面で売買を行う事によりキャピタルゲインを得ることでは無く配当と中期的な株価上昇を目的としています。

配当利回りが3%以上ある株式を狙っていきたいと思いますが、資産の20%が毎日大幅に上下したらたまったものではありませんので、ある程度会社の安定性がある大企業株式で配当利回りの高めのものを保有する方針です。

数年毎に会社の将来性等を考慮してレビューを行い、株式の持ち替えを検討したいと思います。

長期投資

上で書いたとおり、僕が資産運用をする目的が『老後資金の確保』ですので、長期投資には最も力を入れています。

具体的には長期投資で資産の40%(投資信託20%、保険20%)の保有比率を目指しています。

投資信託

投資信託には幾つか種類があり、まず大きくインデックス連動型とアクティブ型に分けられます。

インデックス連動型とは広く株式を分散して投資しているファンドで国内であれば日経平均やTOPIX等、海外であればダウ平均価格等のインデックスに連動した値動きを目指しています。

一方、アクティブ型とはインデックス型よりも高い利回りを狙い、優秀なファンドマネージャーを雇って、戦略立てて投資をしていく投資信託の事です。

基本的にインデックス型はファンドに支払う費用が安く、インデックス型は高い利回りを狙っていることもあり、ファンドに支払う費用も高いです。

インデックスファンドとアクティブファンドの実績を比較した実績を見ると、両者の成績は大差無いことが分かります。如何に優秀なファンドマネージャーであっても市場を完全に読み切ることは当然ながら出来ない訳ですので当たり前と言えば当たり前ですね。

投資信託にかかるコストは株価が上昇しても下落しても必ず支払わなければなりません。市場の動きを誰も読むことが出来ないと言う前提に立つと、一番大切なのはコントロール出来る部分(投資信託にかかるコスト)を如何に下げるか、という事になります

これを踏まえて僕は、メジャーなインデックス、国内株式(TOPIX)、海外株式(MSCIコクサイ)に連動するインデックスファンドの内、最もコストが低い投資信託に決めて保有しています。

具体的には以下の投資信託に投資をしており、それぞれ信託報酬(年に支払うコスト)は国内株式投資信託:0.1944%以内、国際株式投資信託:0.216%以内、且つノーロードファンド(購入時の手数料がゼロ)という超低コストでの運用を行っています

またこの投資信託は配当無の再投資型の投資信託となっており、ファンドが得た配当等の利益はファンド内で再投資され、その分投資信託の価格に反映されます。

毎月配当型の商品も根強い人気があるようですが、毎月配当があるとその度に税金を支払う必要があり、例え配当を自分で再投資したとしても、再投資型のファンドに比べて複利効果が弱まってしまいます。

このため僕が選んでいる投資信託はいずれも、税金を支払わずに再投資が可能な再投資型のファンドになっています。

maneoの様に短期間の投資ではあまり気になりませんが、長期投資を行う場合はこの「税金を毎年払わずに大きな金額で運用し、最後に税金を払う」事による影響が大きくなりますので注意が必要です。

国内株式:TOPIX連動投資信託
投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてN...
国際株式:MSCIコクサイ連動投資信託
投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてN...

最近はロボアドバイザーという名前で各社AIを活用した投資信託を売り出しており、結構な売れ行きを見せているらしいですが、支払う費用はどこも年率1%と、機械が判断を行っているのにどうしてこんなに高いのかと思ってしまう水準となっています。

僕の投資している投資信託から見れば年率約0.8%コストが高く、その分高利回りを実現できなければならない点でハードルが高いですよね。『AI』という流行りものですが、結局AIも過去のデータを分析して将来を予想しているわけで、想定の事態が起きれば対応出来ません。

もう少しコストが安ければトライしてみても良いかとは思いましたが、信託報酬が1%の内は手は出さないようにしようと思っています。

積立保険

僕は比較的安定性の高い長期運用が可能な資産として保険での運用を選択しており、現在、①日本円の積立型保険、②米ドル建ての積立保険、③日本円での終身型保険の3つを主に運用しています。

利率としては米ドル建ての保険で年率1.5%程度日本円建ての保険で年率約1%程度を見込んで運用しています。

保険についてはまた別途記事を書いて紹介します。

その他:IPOは積極的に狙う

今年から有望なIPO(新規株式公開)の株式取得を狙っていきたいと思っています。

IPO株式を購入できるかどうかは基本的に抽選であり、有望な会社の上場になればなるほど購入できる可能性は下がりますが、それでも毎回トライしていればいつかは当たると思いますので、めげずに申込続けようと思っています。

今年も新規上場した会社の株式は殆ど全て仮価格より高い初値が付いており、チャレンジしていく価値はあると思います。

定期的に報告します

さて、いかがだったでしょうか?僕は上の方針に従って投資を行っていこうと思っています。

自分資産がどの様になっているのかを振り返る意味でも、特にmaneo、投資信託、IPOについては毎月定期的に報告したいと思っています。

なるべく長い時間お金を働かせられる様に、特に若い人にこの記事を読んでもらい、投資も難しく無さそうだし始めてみようかな、と思って頂けたら嬉しいです。

是非お楽しみに。