Canon 6D Mark2を買わずに SONY α7IIIを待つべき全ての理由

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皆さんこんにちは、Kentaroです。

僕は現在Canon 70Dを愛用中で、子供が生まれたのを機にフルサイズ一眼レフへの移行を検討しています。筆頭候補は2017年末発表予定のSONY α7IIIなのですが、現Canonユーザーですので先日発売された6D Mark2も候補の一つでした。

発売後に各所から6D Mark2のレビュー結果が出てきましたが、その結果に非常に落胆しましたので、なぜ僕がCanon 6D Mark2を買わないか、今日は纏めてみたいと思います。

僕がCanon6D Mark2を買わない理由

先ず始めに断っておきますが、僕はCanonの事が好きです。とても使いやすく初心者の僕に写真の楽しさを教えてくれましたし、素晴らしいレンズラインナップを持っていると思います。

でもフルサイズ一眼にステップアップするにあたり、既存のレンズ資産を(ほぼ)持たない公平な目線で比較し、どう考えても6D Markを選ぶことは無いという結論に至りました。

低ISO時のダイナミックレンジがAPS-C機以下

一眼レフでセンサーはいわば写真を写すための最も重要なパーツの1つですが、一眼レフカメラ業界で双璧をなすNikonが基本的にSONYのセンサーを使用しているのに対し、Canonは自社でセンサーを製造しています。

それが故に他社では出せないクオリティを出せたりする一方(5D MarkIV、80Dはその好例ですね)反対に他社と比べて著しく品質が悪いモデルも出てしまう可能性があります。

カメラレビューサイトのDPReviewによれば、6D Mark2のダイナミックレンジはAPS-Cサイズのセンサーを搭載した下位モデルである80Dのそれにも劣る程である事がレビューされています。以下が同サイトのスクリーンショットとなるのですが、ISO200では明らかに6D Mark2のノイズが多いことが分かります。

DPReviewより引用

これにより、特に逆光の様な光の明るさにムラが出る様なシチュエーションでノイズが乗りやすくなってしまうのです。

また、フルサイズ一眼レフを使う方はPCで画像編集を行う人が多いと思いますが、その際の編集の幅(ノイズが出ずに編集出来る幅)も狭まってしまいます。

因みに、高感度側は競合商品を遜色ない(寧ろ超える)パフォーマンスをしている様で、低ISO時のノイズが悔やまれる結果になりました。

DPReviewより引用

OVFのピント合焦範囲が狭い

僕はOVF(ペンタプリズムによるビューファインダー)が好きです。電子ビューファインダーではないのでくっきり世界が見えますし、なにより「写真を撮っている」感覚がするので、出来ればOVFを使いたい。

しかし、6D Mark2のピントシステムは下位モデルであるEOS 80Dのものを流用していると言われています。確かにコストを下げる必要はあるのは分かるのですが、APS-Cサイズのセンサー用に作ったピントシステムをフルサイズのセンサーに乗せると、当然ピント合焦範囲が狭くなってしまいますよね。

以下は公式サイトから撮ってきたCanon 6D Mark2のピント合焦範囲の図なのですが、中央に寄りすぎていると思いませんか?写真を撮る時に所謂「日の丸構図」にならない様、被写体を写真の少し端の方に寄せたりすることは良くありますが、これだとそれすらもままなりません。端の方の被写体にピントを合わせたい場合はいちいちライブビューに切り替える必要があり、そんな事をしていたらシャッターチャンスを逃してしまいますよね。

Canon公式サイトより引用

別の記事に書きましたが、先日α9を試した際、EVF(電子ビューファインダー)も画質向上によりOVFとほぼ遜色ないレベルまで来ていると感じました。元々のEVFって何か画質が悪い画面を見ている様で、正直あまり受け入れられなかったのですが、技術革新により驚くほど画質が良くなりました。そうすると、画面の中央でしかピントが合わないOVFって何の為に使うのか、という気すらしてしまいます。

4K録画に非対応

僕が元々Canon 70Dを使い始めたのはEOS MOVIEという優れた動画撮影機能があったからです。映像編集の為に一眼レフを購入し、その後徐々に写真の魅力にはまって行きました。

それだけに、今年発売の新iPhoneですら4K 60p動画を搭載する時代にあって、4K 30pすら非対応というのはかなり残念です。iPhoneの画質とは比べものにならないのは分かりますが、競合他社の状況を見ているとそうも言っていられないですよね。

 

順当進化だが他社に大きく遅れを取るモデル

DPReviewでは「Canonが王者の座席にあぐらをかいているのであれば未来は無い」とCanon 6D Mark2を断じています。Canonは世界最大のカメラメーカーです。それ故過去の成功にがんじがらめになっているとしたらとても残念であり、ユーザー離れは止められないでしょう。

皆が指摘している通り、Canon 6D Mark2は前モデルから比較すれば順当進化のモデルです。しかし、全モデルが発売されたのは5年前、今と状況が全く異なります。そして競合他社の成長速度はもっと速い。

Canon 6D Mark2はCanonに骨を埋める覚悟がある(埋めるしか無い)Canonの既存のレンズ資産を大量にお持ちの方のみにオススメ出来るモデルだと思います。

僕はSONY α7IIIを待ちます

僕が現在持っているのはAPS-C用のレンズが多く、フルサイズ用のレンズはあまり持っていないので、「どうせ一からレンズを揃えなければならない」という事で、フラットな目線で各商品を比較出来る状況にあります。

今回のCanon 6D Mark2の評価を見て、次もCanonを購入する事は無くなりました。Nikonのフルサイズモデルの新製品発表は気になりますが、基本的に年末のSONYα7IIIの発表を待ちたいと思います。

期待①:高品質なセンサー

SONYは元々カメラメーカーというよりも、センサーを作っているメーカーであり、如何にCanonが世界最大のカメラ販売量を誇るとしても、センサー数で言えばNikonにも供給を行っているSONYの方が上でしょう。

過去のNikon・SONYのセンサーがCanonのものを上回り続けてきたことからもこれは言えると思います。SONYα7IIIで新開発のセンサーが搭載されるかは分かりませんが、少なくとも現行のαIIより高品質なセンサーが期待されています。

期待②:EVFは1つ上の次元へ

先日試して感動したα9のEVFをα7IIIがそのまま使うかは分かりませんが、少なくとも現行α7IIIより改良されたEVFが搭載されると期待しています。

期待③:ジョイスティックにより操作性が向上

これも期待では有りますが、先日α9に搭載されて極めて評判の良かったジョイスティックがα7IIIにも搭載されるのでは無いかと期待しています。

何より軽い

ミラーレスカメラですので、他のフルサイズ一眼レフカメラと比較して主さが数百グラム軽いのは変わらないでしょう。重いカメラを持ち歩ける根性をお持ちの方は良いですが、気軽にスナップを撮るのが目的の僕に撮っては軽さは持ち運ぶ頻度に直結するため非常に重要です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Canon 6D Mark2は少々残念な結果になってしまいましたが、フラットな目線で各社のカメラを比較したい人にとって少しでも参考になる記事になっていれば幸いです。

したっけまたねー