【意見】無料の過剰サービスに慣れた人間が日本を滅ぼす

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皆さんこんにちは、Kentaroです。

最近はてなのホットエントリーで「日本郵便の配達が嫌だ」というエントリーが出ていましたがどう思いましたか?

日本郵便の配達が嫌だ
ネットショッピングは、ずっとamazon。4年ぐらい前までは、佐川。撤退してからは、ヤマト。1年ぐらい前から、日本郵便で届くことが増えた。それぞ…

これを読んでいて、全く同意できない上に今の日本社会の病巣を端的に表している様に感じたので、今回は自分の意見を書かせて頂きます。

決められたサービスは守るべき

まず最初に、最近Amazonの「デリバリープロバイダ問題」があちこちで議論されていますが、僕はこれは大きな問題だと思います。

何故ならAmazonは当日中に配送するという契約を消費者と結んで、当日中に配送するという契約を運送業者と結んでいるのに、運送業者が当日配送出来なかったとしたらそれは出来ない仕事を受けた運送業者が悪い。または下請けに不正な圧力があるのであればそれはAmazonが悪いでしょう。

ヤマトには出来て、他の運送業者に出来ないのであれば、ヤマトにプラスのお金を払って委託するべきで、消費者もそのコストの一部を負担しなければならないのが原則だと考えます。

約束をしたらそれを守る、守れない約束はしない、というのが人間社会の原則であり、それが守られない状況は改善する必要があります。

決められた以上のサービスは基本的に無いと思え

しかし、このエントリーでは以下の様な事からJP(日本郵便)が嫌いだと語られています。

  • 再配達の連絡をするまで配達してくれない
  • 翌日の別商品の配送の時に、再配達の商品を連絡抜きで持って来てくれない
  • 配達時間がバラバラ

そもそも連絡していないのに再配達するという約束はいつどの様にされているのでしょうか?

また、時間指定で無い商品を毎回同じ時間に配達する義務はあるのでしょうか?

どう考えても無いと思います。事業者の目線に立てば、例えば不在だった人は長期で不在なのかもしれない、それなのに毎日連絡も無いのに家に行ってその商品を配達する努力をしなければならないのでしょうか。あり得ないと思います。

加えて、時間を指定したいのであればその様に元々の注文時に(必要であればプラスのお金を支払って)時間指定、乃至は再配達の時に時間指定で再配達をすれば良いのです。それも無しに、自分の気持ちを察して欲しいというのは、自分の事しか考えられない幼児と同じ発想にしか聞こえません。

その為にプラスで幾らお支払い頂けますか?

今物流現場が疲弊しているのは何でも無料で消費者を慮ったサービスをこれまでやり過ぎてきたことが理由だと思います。その責任の一端は最大手のヤマト・佐川・JPにもあると言えますし、そのぬるま湯になれきった日本の消費者にも問題があると思います。

プラスのサービスが欲しければプラスのお金を支払う、これはビジネスの観点では当たり前の話です。

飛行機でエコノミークラスに搭乗して、「何故ビジネスクラスにはあるのに自分にはこのサービスが無いのだと」文句をいうクレーマーがいたらどう思うでしょうか?「金も払っていないのにサービスだけ求めるのはおかしい」と思いませんか?

宅配の現場には宅配ボックスが必須の時代

今後宅配事業をどう効率化していくかは活発に議論されていますが、皆さんご指摘の通り、答えの1つに宅配ボックスが有ると思います。Amazonも近い将来この分野に取り組む可能性があるでしょう。

米Amazon、集合住宅向けの宅配ボックスサービス「The Hub」を発表 - Engadget Japanese
米Amazonが集合住宅向けの宅配ボックスサービス「The Hub」を発表しました。Amazonがやるからには何か目新しい機能があるのかとも思いましが、日本のマンションなどで見かけるいわゆる普通の宅配ボックス(宅配ロッカー)です。 Amazonは、すでにコンビニなどに専用のロッカーを設置し、そこで荷物を受け取れるA....

また、当該エントリーの筆者に答えるならば、「本はKindleで全部買いましょう」と言いたいです。もう本を紙で読む時代は古い、Kindleであれば何の手間も掛けずに直ぐに自分の端末まで本が届きます。僕も一気にストレスが減りました。オススメです。

とはいえ全ての物流を無くすことは難しいでしょうし、物流量は今後も増えるでしょう。現在の問題を解決するためには宅配ボックスの設置だったり、消費者が適切なコストを物流に対して支払うという覚悟が必要なのでは無いでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今年は物流関係のニュースに本当に注目が集まっている年ですね。ちょっと極端な言い方もしましたが、僕が普段から考えている意見を書かせて頂きました。

したっけまたねー

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